2011年6月29日水曜日

Messenger of Summer

我が家に夏の使者が到来しました。
今朝、自宅のベランダを掃除しておりましたら”カブト虫”を発見! もう夏ですね・・・。

使者と言えば、日曜日よりの使者 THE HIGH-LOWSですが、良い歌です。

2011年6月16日木曜日

Workshop memo CUSTOM BOOTS

NO NAME Boots(croute cuir)MADE IN FRANCE
このブーツは、14年ほど前に海外で購入した靴です。デザインは好きだったのですが、クッション性が悪く歩きにくいソールが嫌いであまり履く機会の無いブーツでした。
当時は、”ソールは張り替えられる”と言った知識も無かったので”履かんなぁ・・”と決め込んで、仕舞い込み存在自体を忘れていた靴です。(このは、モンキーブーツでしょうか?)

倉庫の整理中に出てきた このブーツなら失敗しても気に成りませんし、最近では、自分で靴の加工も行う様に成ったので、このソールを改造してみようと思います。
ソールを剥がした状態です、量産品に多いセメント製法で作られたブーツです。
段差を埋め、フラットな状態にするので床革を接着します。(コルクで埋めても良いです)


ソールはビブラム社の#2021 Oil Resisting Unit Sole#4014 Cristy Cushion Unit Soleで検討
迷いましたが、今回は4014を利用致します。
先ずはソールを取り付ける為の土台(ミッドソール)を作ります。
ソールの形状を考えて型紙を作るのですが今回はワークブーツの様なハードなイメージに仕上げたく
有りませんので”出し縫い”までは行いません。(少しスマートな型紙です。)

マッケイ(マッケイロックステッチ)製法でインナーソールからミッドソールまでロックステッチにより通し縫いし、
最後にアウトソールを圧着します。

もともとセメント製法(接着のみ)で作られた靴ですので真横から見ますと若干ソールに嵌め込んだ跡が見えるので
革(ハチマキ/ウェルト)を貼りこんで隠し、ソールごと削り揃えます。
リベットが錆で汚れておりましたので、真鍮製のモノに交換(むちゃくちゃ手間な作業です)し作業は全て完了です。
履き心地も良く成り、これからは活躍してくれそうなブーツに生まれ変わりました。
※この様にソールの改造するは、たいがい可能です、靴関係の記事は(CUSTOM BOOTS)で検索下さい。
metalcraft (メタルクラフト) Tsuji Ikko (辻 一功 / ツジ イッコウ)

2011年6月9日木曜日

Damascening Shll Ring

Damascening Shll Ring
material:Shll/German silver(Nickel)
shll color:Natural-white/Black
ring color:Silver/Black
size:All


シェルリング:天然の貝を象嵌した指輪です。
指輪本体は、ニッケル(洋白)の無垢材より削り出して製作し、貝を貼り表面を樹脂でコーティングております。
一つづつ御作りしますので、指輪のサイズや幅も御指定頂けますし、指輪本体の素材を真鍮で御作りする事も可能です。
※画像の指輪は6/9/12mm幅で、シルバー(地金色)ブラック加工・24Kメッキ加工のサンプルです。
※ニッケルは耐食性等の様々な面で優れた金属で、大変高価なレアメタルです。
アンティークの銀食器は、だいたいニッケル製のモノが多く通称ジャーマンシルバーとも言われています。


metalcraft (メタルクラフト) 辻 一功 Ikko Tsuji (ツジ イッコウ)