堀江(大阪)店様の10周年との事で、指輪のデザインを考えております。
シンプル過ぎるのもオモシロク無いし、若干アメカジ？なイメージでWIT(ウイット)に富んだ様な・・・と
打ち合わせを重ね、10・十・Ⅹ・銃・とぉ・トモロー・テン・点・・・・って脱線してダジャレに成って来ます。
頭で考えていても、KATATIにしないと分からないので取り合えず作って行きます。
何と無く、良い感じに作れそうな気がします。 さて問題は、どうやって加工するか？です。銀材に、模様を施すのは大変です。タガネで彫るかぁ・・・・？
何にせよ、数個しか作らないので刻印を作るにはコストが掛かり過ぎるので、Carving(カービング)しか手段が無さそうでが・・・・。手を動かしながら、試して考えて煮詰めるしか有りません。
何とか納得出来る状態まで持って来れました。(画像には有りませんが試作サンプルで6個ほど失敗しております)
方法・要領的には点で描く”絵画”です。
様々な技法を”ヒント”に、創意工夫し何とかKATATIに出来たのですが、大変な忍耐が必要な技法です。全ての点を一箇所づつ打ち込んで模様を施してゆきますので、ただ良いのは、この技法なら1個から御好きな模様を彫る事が可能だという事です。あまり細かい模様は難しいですが、何なりと御要望ください。
定番の作品はMetalCraftで紹介しております。
metal craft (メタルクラフト) Tsuji Ikko (辻 一功)
