About

metalcraft(メタルクラフト)の公式ブログです。
代表/職人 辻 一功 (Tsuji Ikko/ツジ イッコウ)

小中学校は、水泳や日本拳法等スポーツに勤しむ。
高校/専門学校では、油絵とグラフィックデザインを専攻しコンテストへの出品やアート創作活動に励む。
卒業後、オリジナル家具及び輸入雑貨を取り扱う会社に勤務し、企画営業や店舗内装業に携わる。
独立後、木工家具の製作・舞台設営・什器製作を行うWoodCraftを設立。
1998年より金属加工(彫金)及びLeathercraft(皮革工芸)の技術を独学で学び、metalcraftを設立し現在に至る。
 
雑誌掲載
Begin・Free&Easy・dish 等多数
MEN'S CLUB(本誌オリジナル専売品:デザイン及び制作/生産まで担当)
銀モノ・スタイル 11 表紙を飾る
アパレルブランド様のアクセサリー(OEM生産)を複数担当

「metalcraftの製作理念」                                                                  
metalcraftの作品は、辻 一功が、Design(設計)・使用する素材の品質管理から実際の製作までを一人で行っております。全てを自分自身で行う事により、作品の品質を保てる事もはもちろん、常に作品に対して実直に接したい”職人気質”なブランドの最たる主旨です。
私はモノの価値は”思いと掛けた時間で決まる”と考えております。贈られる方・身に付けられる方の立場に成って考え、
一人ひとりのために一つずつ丁寧に丹精込めてHandmade(手仕事)で御作りしております。
Handmadeの利点は、お客様の御要望(理想の形)に出来るだけ答える事が可能だと言った事も有ります。
末永く御愛用頂くモノですから、”喜んで頂く”ための尽力は惜しみません。


「Handmadeへの拘り・御作りする時点での最高の技術で」
職人は繰り返し作り続ける事で、経験や技術が増し成長し作品の質を高めてまいります、”少しでも品質の良い品を提供したい”との思いが有るからです。

丁寧に何度も手を加える事により、作品に温かみと言いますか雰囲気が出てくるのだと思います。
本来、 装身具(身につける物)は外敵から自身を守る目的で、身につけた”魔除け(呪術的な意味)”で有ったり自分や誰か目的に対しての誓いや信念のシンボルとしての意味合いが強い物でした。
その様に大切で意味の有るモノは、手間を惜しまず手仕事で信念を持って御作りする方法以外に、それに価する作品(装身具/アクセサリー)はけっして出来ないとmetalcraftは考えます。 1998年の設立より一環してHandmadeに拘る理由や意味はそこに有ります。 最も重要な事は、それが作られた理由や背景、製作者の考え方や信頼性です。日本のモノ作りとは、本来全てがそうであった様に。


「Handmadeへの拘り・理由」
現在の装身目的のアクセサリーは、デザイン(見た目)だけを重視した物が多く中国やタイでキャスト製法により大量生産され輸入されているため安価な物も多く、アクセサリーを普段から沢山身に着けられる方には手軽で喜ばしい事だと思います。ただ、それらの中には表面ダケ(見た目)を綺麗にメッキ加工した物や根本的に素材の品質が悪い物が多いのも事実ですので注意が必要です。あくまでも私の考えでは有りますが、「誰が何処で何の素材で作ったのか解らない」大量生産品に”装身具本来の意味を持たせ身につける事は無理”それに値しません!

普段、装身具(アクセサリー)を身につけ無い方が”大切な思いを込めて身につける”のでしたら尚更です。
私は、この大量生産(キャスト製法:1個のマスター型に金属を流し大量に生産出来る製造方法)が好きでは有りません。
機械を使い工場で生産する”誰が仕上げても大差無く一定の品質が保てる”製造方法は効率的やビジネスとしての観点から考えると”大正解”な方法なのは理解出来るのですが、
私の求めている事や伝えたい心・主旨からすると”大間違い”の方法です。
一定の品質とは、”最高でも最低でも無い”とも言い換えられます、変化の少ない”味”の無いモノは、私には不要です。
以上の事がキャスト製法を嫌う理由で有り、私が手作りに拘る理由の一つです。


「metalcraftのDesign」
主となるDesignは日本人で有る私達が持つ独自の美意識(侘寂)をkatatiへ置き換える事や、匠の国に伝わる伝統的な技法や文様を多く取り入れた作風はmetalcraftの特徴の一つです。
無駄なDesign(形態)は省き、”素材感”大切にしたコレクションや、永い時間を掛けて”素材自体から”作ったコレクション等、”metalcraftの独自性”を主張しつつ、飽きる事の無い考え抜かれたシンプルな作風が特徴的です。
何度も試行錯誤を繰り返し、素材との対話と創意工夫のうえ完成したモノばかりですので、きっと御満足頂けると自負しております。


「metalcraftの作風・特徴」
metalcraftの作品の特徴として、銀と様々な金属(真鍮/銅/ステンレス等)や異素材(木・革・カーボン等)の組み合わせが有ります。私がこれまでに携わってきた”様々な素材の知識と加工した経験”を積み重ね、小さな作品に凝縮・表現したコレクションです。
設立当初より取り組んでおりますが、イメージした形・目的を達成するための加工手段を発見し尚且つ習得するのには、大変膨大な時間を要するモノばかりです。 

これらの意素材組み合わせは、大量生産するための機械的な作業では、一切再現する事が不可能です。
異素材を使った作品(装身具/アクセサリー)パイオニア、metalcraftのIdentity(アイデンティティー)で有り”手作り品”で有る証です。


「metalcraftの約束」
metalcraftの作品は、購入時期・購入方法に一切関係無く一生涯、修理対応する事をお約束します。
※木製の作品や特殊な素材を利用しているモノは完全には直りません。


「metalcraftが使用する素材品質 ”銀”」
metalcraftが使用する銀材「SILVER」は、純度4Nフォーナイン(99.99)「主に三菱マテリアル製」最高品位の、PURE SILVER(純銀)です。※使用用途や製作方法により、一部省く

量産品に多いSTERLING SILVER(スターリングシルバー)925(925%銀/7.5%銅の合金)は基本的に、使用しておりません。
「metalcraftの主な制作方法」
貴金属の作品は主に硬ロウ接(バーナーによってロウ材を溶かし接合する方法)により接合して有ります。
着用されて行くにつれ銀ロウが酸化/変色してまいりますが、ご使用に問題は有りません。
当方ではメッキ加工や塗装等の見掛け(表面的)だけの安易で簡単な加工は、一切行っておりません。
全て素材自身の持っている天然色により、素材の組み合わせの妙技を表現しております。


「metalcraftが加工できる素材」
金属素材全般は、あたりまえですがカーボン素材、アクリル系素材、革素材、木材等に
関しましてもmetalcraftでは様々な加工が可能です。
加工方法に関しましても完全な手作り品から機械加工品まで数量・予算に合わせ手法を御提案する事も可能です。
余談では有りますが、貴金属の製作を行う以前は、木工家具の職人をしておりましたので木製の什器(家具)から、アクセサリー(鞄や帽子等)まで何でも御作り致します。


「metalcraftの修理・リメイク加工」
金属系作品~皮革製品まで、様々な複合的な修理が可能です。
※他メーカーの製品(内外問わず・金属製品/レザー製品)に関わらず、修理対応致します。


ショップ・ブランド様OEM、個人様の特注品製作まで”1個より”御受けしております。
当ブランドの卸販売も可能ですので、何なりと御問い合わせ下さい。
e-mail mcjp.jp@gmail.com 
※御問い合わせはメールで御願い致します。